『とらドラ!』(Advent Calendar12/2記事)
こんにちは。
実習の帰りに商店街を通ってたらオルゴールの『きよしこの夜』が流れてて「エモっ」て声が出ました*1。いよいよクリスマス色も強くなってきましたね。
クリスマスといえば、このアドベントカレンダーもそうですが、いろんなイベントがクリスマスに合わせて行われますよね。学園モノとかだとクリスマスのエピソードは欠かせませんし、そうでなくともファンタジー系などを除けば多くの作品にクリスマスを軸とした話は多いです*2。特にラブコメなんかはクリスマスに大きな選択があったりするのは王道といってもいいでしょう。
ぼくは奇をてらった展開も好きですが、王道もやっぱり外せないと思います。というわけで、今日は王道のラブコメについて書きましょうかね。
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12月2日、今日の作品はこちら。
この世界の誰一人、見たことがないものがある。
それは優しくて、とても甘い。
多分、見ることができたなら、誰もがそれを欲しがるはずだ。
だからこそ、世界はそれを隠したのだ。
そう簡単に手に入れられないように。
だけどいつかは、誰かが見つける。
手に入れるべきたった一人が、ちゃんとそれを見つけられる。
そういうふうにできている。
実はアニメしか見てないのでアニメについて話しますが、第1話冒頭のこの導入がまさにこの作品をよく表しています。
「それ」は簡単には手に入れられない。だからこそ辛くて長い、時には無様かもしれない道を歩まなければいけない。けれどその果てにはちゃんと「それ」にたどり着く。
主人公・高須竜児やその周りの人間のリアルな葛藤が丁寧に描かれていて、ずっと登場人物に感情移入してしまうし泣いたのも1回や2回じゃきかない気がします。一度見ると最後までのめり込んで見てしまうので時間があるときに見てほしい作品ですね。
手に入れるべきものは、いつかかならず見つけられる。
僕の大学の単位もいつかかならず揃うはず。そのいつかが、3年後であればいいんだけどなあ。
*1:完全に不審者だったし、なんなら近くを歩いてた主婦にジト目で見られました
*2:これからこのアドベントカレンダーに書くであろう作品にもそういうものはめちゃ多いです