『ドラゴンクエストⅤ』(Advent Calendar12/5記事)

こんにちは。

最近は試験勉強でパソコンとかiPadとか使ってます。そしてこの前ふと思ったんですが、大学受験の頃とかはそういうの全く使ってなかった*1んですよね。移り変わりみたいなものを感じます。

さて、ぼくは作品のうちでも劇中で展開とともにいろいろなものの移り変わりが描かれるものが好きです。その中でも特に刺さった作品があるので、今日はそれについて書きましょうか。

 

ぼくのアドベントカレンダーをまとめてくれるリンクはこちら↓

adventar.org

 

 ◇◆◇◆◇

 

12月5日、今日の作品はこちら。

 

ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』(堀井雄二

 

   愛がある。冒険がある。人生がある。

 

これまで小説を取り上げてきましたが大きく変わって今回はRPGです。

上述のキャッチコピーの通り、このゲームは一人の男の人生を描き上げた壮大な大河ドラマです。街も、人々も、世界さえもが、長い時間の経過とともに徐々に変わっていく。そのさまに寂寥感を覚えるとともに、繊細な描写には登場人物たちが世界に息づいているのを感じさせられます。

このゲームの特筆すべき点はいくらでもあるのですが、その中でも随一だと思うのが、主人公が勇者ではないということ。主人公のその父の最終目的は最終盤までずっと母を探すことであり、言ってしまえばただそれだけの一人の男の物語です。

そこにある一つの、波乱万丈な人生。『ドラゴンクエストⅤ』はどなたにでもぜひプレイしていただきたい傑作です。

記事の終わりを、このゲームの中で僕が最も好きなセリフで締めたいと思います。どのキャラクターが誰に対してどこで発したセリフかは、プレイして確かめてみてください。

 

「うん。どんなにツラいことがあってもボクは負けないよ」

 

……ぼくも人生がんばろう。

 

 

*1:参考書とかばっかりでした